シンプルでオープンなTwitter vs 複雑でクローズドなFacebook


※わが家の生茶パンダ初号機



Twitterはすべてにおいてシンプル。


自サービス上に他サービスを取り込むようなことは一切行わず、外部からAPI経由でフィード流すくらい。インターフェイスは固定でカスタマイズはほぼできない(画像、テーマは変えられるけれど)。また、ログインしてなくてもプロクテクトされてないTweetは基本すべて見えるし、Web検索でもたどれる。


これに対してFacebookは複雑になってきている。(きていた)


Facebook PlatformやFacebook Connectを使って外部のコンテンツをどんどん取り込み、インターフェイスもユーザーごとにカスタマイズができる。ログインしていないと、多くのコンテンツが見れないようになっている。プロテクトされてる部分はもちろんWeb検索でもたどれない。


ということで、自分の頭のなかではシンプル&オープン系のTwitter VS 複雑&クローズドのFacebookっていうイメージができつつあった。


そう思っていたら、FacebookインターフェイスTwitterと同じシンプル系に最近変わった。Friendfeedも同じように変わった。


両サービスともアーリーアダプタ的なユーザーだけでよければ、複雑なインターフェイスのままでもいいけれど、さらに別の層に利用してもらうためにはよりシンプルなインターフェイスにしないと厳しいということを判断したんではないだろうか。


すべてが理論的に正しくできた多機能なサービスだとしても、ある機能に気づけないほど複雑なインターフェイスでは、狙ってる層のユーザーを引きつけられないだろうし。誰かが言ってたけど、ガッと作るだけ作り切ってから、削ぎ落とす作業が一番重要なんだろな。


話はかわるけれど、検索に掛からないFacebookTweet的なものが相変わらず好きになれない。基本はオープンで、あるモードを選択した場合だけ友人のみに限定、とかって感じにできないんだろうか。オープンじゃないせいで、いい情報がたくさん死んでる気がする。


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