2008年はアグリゲートサービスが爆発か
"friendfeed"が話題になっている。
friendfeedとは名前の通り、一連のWeb2.0系サービス上で友人が更新した情報(=ライフログ)をまとめて閲覧できるサービス。スーパーアグリゲート(統合)サービスとも言われている。
↓ちなみに私のfriendfeedはこんなかんじ。
何が便利かというと、「閲覧」の部分についてはこれまでのように各サービスごとに友人の情報を別々に見に行く必要がなくなる、ということ。友人がfriendfeedに登録していて、各サービスの情報をフィードする設定にしていれば、更新をチェックする分にはすべてfeedpath上で完結できてしまう。
ただし友人が各サービスの情報をfriendfeedへフィードする設定にしてくれていないと、チェックする側は閲覧できない。(情報を出す側が設定するという部分、そこは仕方ないだろう)
またスゴいのが「閲覧」だけでなく「更新」についてもfriendfeed上で一部できるようになっている点だ。
「友人のライフログを見れても、返信とかコメントはやっぱり元のサービスでやらなくちゃいけないんでしょ」ってケチをつけようと思ったがそこも今後改善されていきそう。
FriendFeedがついにTwitterの謎に答える | TechCrunch Japan
また、最近全文検索にも対応したので情報収集にもすごい使える。
対応しているサービスは下記の通り。
- News
- Bookmarking
- del.icio.us
- Furl
- Google Shared Stuff
- Ma.gnolia
- StumbleUpon
- Status
- Gmail/Google Talk
- Jaiku
- Pownce Pownce
- Video
- Seesmic
- Vimeo
- YouTube
- Books
- Goodreads
- LibraryThing
- Photos
- Blogging
- Blog
- Tumblr
- Music
- iLike
- Last.fm
- Pandora
- Miscellaneous
- Amazon Wishlists
- Disqus
- Netflix Queue
- SlideShare
- Upcoming
- Yelp
あともうひとつ、"digsby"も注目されてるようだ。こちらはメッセ、Webメール、コンタクトリストを統合して利用できるクライアントアプリケーションだ。
Tagged - The social network for meeting new people
これまでメッセを統合したアプリはあったけど、Webメール、コンタクトリストまでってのは初めてだろう。まさになんでも"アグリゲート"できるものは
やっちゃえ、って全部やってしまった感じだ。
※こっちはまだMacに対応していないので実際にまだ使えてないのが残念。
2008年はOpenIDやOpenSocialのような一連のOpen系のしくみがブレイクする年になりそうだが、まだまだ他のシーンでも"分散"->"統合"の動きが見られそうだ。