2008年はアグリゲートサービスが爆発か

"friendfeed"が話題になっている。


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friendfeedとは名前の通り、一連のWeb2.0系サービス上で友人が更新した情報(=ライフログ)をまとめて閲覧できるサービス。スーパーアグリゲート(統合)サービスとも言われている。


↓ちなみに私のfriendfeedはこんなかんじ。

松岡 泰三 | Facebook



何が便利かというと、「閲覧」の部分についてはこれまでのように各サービスごとに友人の情報を別々に見に行く必要がなくなる、ということ。友人がfriendfeedに登録していて、各サービスの情報をフィードする設定にしていれば、更新をチェックする分にはすべてfeedpath上で完結できてしまう。


ただし友人が各サービスの情報をfriendfeedへフィードする設定にしてくれていないと、チェックする側は閲覧できない。(情報を出す側が設定するという部分、そこは仕方ないだろう)


またスゴいのが「閲覧」だけでなく「更新」についてもfriendfeed上で一部できるようになっている点だ。


「友人のライフログを見れても、返信とかコメントはやっぱり元のサービスでやらなくちゃいけないんでしょ」ってケチをつけようと思ったがそこも今後改善されていきそう。


FriendFeedがついにTwitterの謎に答える | TechCrunch Japan


また、最近全文検索にも対応したので情報収集にもすごい使える。



対応しているサービスは下記の通り。


あともうひとつ、"digsby"も注目されてるようだ。こちらはメッセ、Webメール、コンタクトリストを統合して利用できるクライアントアプリケーションだ。



Tagged - The social network for meeting new people


これまでメッセを統合したアプリはあったけど、Webメール、コンタクトリストまでってのは初めてだろう。まさになんでも"アグリゲート"できるものは
やっちゃえ、って全部やってしまった感じだ。


※こっちはまだMacに対応していないので実際にまだ使えてないのが残念。


2008年はOpenIDOpenSocialのような一連のOpen系のしくみがブレイクする年になりそうだが、まだまだ他のシーンでも"分散"->"統合"の動きが見られそうだ。