オトキノコ社のdayon(ダヨン)がスゴすぎる件について


id:keitabandoさん経由で知ったオトキノコ社の「dayon」(ダヨン)について、開発者の藤原和通さんにお話を聞くことができた。


藤原さんはあの「ウゴウゴルーガ」(フジテレビ)で「おとのはくぶつかん」を担当されていたり、Appleと共同で音、映像の通信システムと開発されていたという、音に関する専門家の方だ。


OTOKINOKO - ダヨン


オトキノコの藤原さんにお会いした - @keitabando のブログ


dayonは藤原さんが開発された「ポータブル・ハンドフォン・プレーヤー&音のコミュニケーター」で、音声に加えて「触感」や「振動」によって人同士がコミュニケーションができる画期的なデバイス


dayon本体に加えて、周辺機器である「ハンドフォンプレイヤー」、「モネラ」、「オトルーペ」が重要な役割を果たす。


それぞれの周辺機器が入力/出力に使えるようになっていて、シンプルなしくみではあるが組合せによって多様な使い方、遊び方ができる。


OTOKINOKO - ダヨン本体


OTOKINOKO - 周辺機器


一番驚いたのは、触感をデバイス経由で伝えたときのそのリアルな感触だった。掻いたり、なでたり、叩いたりという感触がかなりリアルにデバイスから伝わってくるところ。


これはもう、やってみないとわからないが本当におもしろい。しかもその触感を味わうための元データは、実際に触る以外にも携帯の音声でも、iPodの音楽でも、映画でも、オトルーペで採取した自然の音でもなんでも味わうことができる。


携帯やiPodに入れた映画や音楽をdayonを利用することで、そのコンテンツの映像と音声に加えて振動を味わうことができる。



サンプルとして携帯の画面で「ターミネーター2」を見せていただいたのだが、小さい画面上にもかかわらず驚くほど臨場感が増すことを実感できた。


「視覚」と「聴覚」に「触覚」が加わると「その場にいる感」はこんなに変わるんだと思った。


ほかにもいろいろな遊び方を実演していただいて、そのひとつひとつがいちいち面白く、はじめてWiiコントローラを触ったときの感動を思い出した。しかもWiiの5倍増しくらいの感動。それこそ、この感動を文字だけで表すのはなかなか難しい。


6月20日(金)〜7月31日(木)までの間、表参道ヒルズB1Fで期間限定でショップを開店される予定で、そこでデモが味わえるので興味のある方はぜひ行ってみてください。


表参道ヒルズ - Omotesando Hills